コズレはこのほど「混雑時のベビーカー使用に関するアンケート」の結果を発表。2017年2月14日~2月21日の期間、インターネット上で行われ、子どものいる男女400名から回答を得た。アンケートでは、混雑した場所でのベビーカー使用を問題と感じているか、どこでどんな理由で使用したかを尋ねている。
アンケート結果によれば、回答者のうち86%が「混雑した場所でのベビーカー使用を問題と感じている」と答えた。
「やはり混雑したところへ行くときは気が引けます。場所をとってしまうのではないか、人の流れを止めてしまうのではないか、など考えてしまい、荷物が多くないときなどはたたんで抱っこ紐にしたりして気をつけています」「ベビーカーで出歩く場合、常に他者を優先し、いつもすみませんと頭を下げながら歩いています。もっと社会全体が、子どもを温かく見守る世の中であってほしいですが、私たち親も他者の思いやりの上にあぐらをかかない」などの声が寄せられている。
また、混雑した場所でベビーカーを使用したことがある人は71%。どこで使用したか尋ねると、最も多かったのは「スーパー/デパート」(73%)となり、次いで「交通機関」(46%)、「テーマパーク(遊園地・水族館など)」(35%)、「レストラン」(24%)と続いている。
さらに使用した理由について聞いてみると、「移動時間が長いから」(65%)という回答が最も多かった。「荷物が多いから」(64%)、「子どもが押しつぶされないようにするため」(16%)、「子どもが急にいなくなることを防ぐため」(14%)、「抱っこが身体的な理由でできないから」(12%)などといった意見も上位にあがっている。
同社は「個人差もありますが、生後3カ月時点で赤ちゃんの体重は約5~8kg。当然、成長するにつれ、もっと重くなっていきます。くわえて、赤ちゃんとのおでかけの際は持ち物が多岐に及びます。長時間の外出が想定される買い物やテーマパークなどで、背に腹は代えられず、混雑はしているけれどベビーカーを使ったことがある、という回答が多かったのは納得です」とコメントしている。