はるかぜの贈りもの「はじめてのマタニティライフ」

すがすがしい風の吹き、新緑がきらきら眩しく気持ちのよい5月。夫と香川県に遊びにいきました。

こんぴらさんや猪熊弦一郎美術館など気になっていた名所をいろいろ巡り、最後に夫の気に入っていた高松の町を訪れました。前から、とてもいいところだよと聞いていたので、期待に心躍らせていました。

そこは、田んぼや自然が多く、とてものどかな場所でした。古い建物も多く残っていて、独特の空気が流れています。街にも行きやすく、住みやすそうな場所でした。私はふと、ここなら住めるかもしれない…と予感していました。

来る前から、お互い気に入った場所があったら移住を考えてもいいね、と話していたのですが、縁もあり、なんとその日に見に行った物件がとてもよくて、トントン拍子に話がすすみ、本当に高松に移住することが決まってしまいました!

お家の周りは、讃岐特有のぽっこりお山がぽこぽこ並び、ヒューヒュー風の抜ける気持ちのよい場所です。この場所でいつか子どもたちを育てられたらいいな、なんてぼんやり考えていたら、とても驚き&嬉しいことに、住みはじめて数ヵ月ですぐに新しい命を授かることができました。きっといまだ!と移住から続くタイミングに乗ってきてくれたのかしら。

ここから私の新しい生活、はじめてのマタニティライフがスタートしました。

マタニティライフで最初の難関といえば、つわり。一日中、船酔いや二日酔いのような症状と聞いていましたが…想像してた以上に過酷なものでした。私の場合は、食べづわりで何か食べていないと落ち着きません。

もっともピーク時は真夏の8月。暑くて、食欲がないにもかかわらず、食べてないと気持ち悪くなるのです。。。いつも蒟蒻ゼリーや梅干し、果物を常備してました。