3月に開催された東京プレミアの様子
2017 Getty Images

米BOX OFFICE MOJOは3月31日~4月2日の全米週末興業成績を発表した。

2週連続1位の『美女と野獣 (2017)』を2位に下し、ドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』が初登場首位。『マダガスカル』の3部作や『メガマインド」』を指揮したトム・マクグラスが監督を務め、ビジネスマンスタイルの不思議な赤ちゃんと7歳の兄弟がある企業のCEOが企てる世界秩序を乱す陰謀を阻止する物語を描く。声優陣には、アレック・ボールドウィン、トビー・マグワイヤ、スティーブ・ブシェミらの豪華キャストが名を連ねる。

3位は『ゴースト・イン・ザ・シェル』が初登場。士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの金字塔『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化。『スノーホワイト』のルパート・サンダースが監督、オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐役はスカーレット・ヨハンソンが演じている。その他、『LUCY/ルーシー』でヨハンソンと共演したピルー・アスベックが主人公の片腕バトー役、公安9課のボス荒巻大輔にビートたけし。その他ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピットらが出演している。

トップの座を奪われた『美女と野獣 (2017)』は累計興行収入3億9,545万9,842ドルに到達。次週にも4億ドルの大台突破は必至だ。以下は『パワーレンジャー』が2位から4位へ、『キングコング: 髑髏島の巨神』が3位から5位へと転落するなど、9位までは前週と変わらぬラインナップとなった。

その他10位『The Zookeeper's Wife(原題)』が初登場。詩人のダイアン・アッカーマンによる2007年のノンフィクション小説『ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語』が原作で、第二次大戦中にナチスに追われたユダヤ人を動物園の檻に匿い、動物の命とともに救った飼育員夫婦を描いた作品だ。

北米週末興行成績TOP 10(3月31日~4月2日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 The Boss Baby(原題) 4,900万ドル 同左 未定 1
2 1 美女と野獣 (2017) 4,754万3,000ドル 3億9,545万9,842ドル 4月21日 3
3 ゴースト・イン・ザ・シェル 1,900万ドル 同左 4月7日 1
4 2 パワーレンジャー 1,450万ドル 6,506万2,170ドル 7月15日 2
5 3 キングコング: 髑髏島の巨神 880万ドル 1億4,784万8,204ドル 3月25日 4
6 5 LOGAN/ローガン 620万ドル 2億1,186万7,637ドル 6月1日 5
7 6 Get Out(原題) 581万3,715ドル 1億5,688万7,675ドル 未定 6
8 4 ライフ (2017) 562万5,000ドル 2,236万9,239ドル 7月8日 2
9 7 CHiPs(原題) 405万5,000ドル 1,436万7,366ドル 未定 2
10 The Zookeeper's Wife(原題) 334万9,475ドル 同左 未定 1