俳優の長谷川博己と岡田将生が3日、東京・赤坂のTBSで行われた同局の入社式に登場。長谷川は「いつかみなさんが出世されたら、僕のことを使っていただけるとうれしいです」とゴマをすり、笑いを誘った。

TBSテレビ入社式に登場した長谷川博己(中央左)と岡田将生(中央右)

4月16日スタートのTBS系日曜劇場『小さな巨人』(毎週日曜21:00~)に出演する2人が登場すると、新入社員は大興奮。熱い視線が向けられる中、長谷川は本作について「事件を解決していくということはしますが、それよりも警察組織のことを描いている。警察組織も人事がすべてで、上司にゴマをすったりしないとなかなか出世ができないということも描いています(笑)」と話した。

2人は新入社員からの質問にも答え、長谷川は「つらいことや苦しいことがあったときにどう乗り越えたらいいですか?」という質問に対し、「一役者がえらそうなこと言えないんですけど」と謙遜した上で、「嫌なことやつらいこともあると思うんですが、強い信念と志だけ持っていれば、すべて何かの糧になって必ず自分のやりたいことは切り開けます」と力強いメッセージ。

続けて、「適度に挫折も経験した方がいい。思い切ったことをやった方がいい。若さは何ものにもかえられない宝物。その宝物を使ってどんどん勝負していってください」とエールを送り、「いつかみなさんが出世されたら、僕のことを使っていただけるとうれしいです」と加えると会場からドッと笑いが。ドラマでも描かれるという"ゴマすり"を自ら披露した。

岡田は、「新しい環境でも負けない秘訣は?」という質問に対し、「僕も毎回新しいドラマに入ると会ったことのないスタッフ、キャストの方々と仕事をさせてもらうのですが、僕はとにかくいろんな方々とコミュニケーションをとっていろんな話をして、その中で信頼関係をつくっています」と説明。「恐れず上司の方々ともお話をして、わからないことがあるならわかないと素直に聞いています。参考にしていただければ幸いです」とアドバイスした。