栗山千明、漫画好きでも「絵がすごいヘタなんです」- 小学生で才能に見切り

女優の栗山千明がこのほど、主演を務める関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『でも、結婚したいっ!～BL漫画家のこじらせ婚活記～』(4日22:00～23:24)の取材に応じ、漫画好きにもかかわらず、「絵がすごいヘタなんです」と告白した。

このドラマは、藤本ハルキの自伝エッセイ漫画『BL漫画家ですけど結婚してもいいですか?』(海王社)を映像化するもの。ボーイズラブ(BL)と呼ばれる男性同士の恋愛に熱中する「腐女子」で、30代&彼氏無しのBL漫画家・藤田ハルコ(栗山)が、婚活に悪戦苦闘する姿を描くラブコメディとなる。

栗山は「私の青春は『エヴァンゲリオン』なので、綾波レイと渚カヲルが好きになってから、アニメ全般が好きになり、声優さんにも興味を持ったんです」と、実際にも漫画・アニメ好きであることを紹介したが、「大好きなのに、絵がすごいヘタなんです(笑)」と告白。

「小学校の頃、描く練習は一生懸命してたんですけど、諦めました」と、自身の才能に見切りをつけたそうで、描けるのは「アンパンマンくらいじゃないですかね(笑)」と苦笑いした。

それだけに「漫画家さんは尊敬しています」という栗山。今作では、実際の漫画家から指導を受け、ペン入れの動作などを練習したそうで、「漫画好きとしてもうれしかったですし、様になってればいいな」と語った。

また、ドラマのタイトルにかけて、自身が"こじらせていること"については、「アニメや声優さんのことで、『今何が好きなの?』と聞いてくださると、饒舌(じょうぜつ)にしゃべってしまう」と、相手を置いてけぼりにしてしまったことが多々あるそう。「やっぱり好きなものを熱く語ってしまうところはあります」と、思いが抑えきれないようだ。

今作に見どころについて、栗山は「笑って、ちょっとホロっときて、いろんなハルコを通して頑張る気持ち、一歩踏み出す勇気みたいなものを体験していただけるんじゃないかなと思います」と話し、「女性だけではなく、男性の方にも共感していただけたら」と呼びかけた。