お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、2日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、俳優・渡辺謙(57)の不倫報道にコメント。これまで、不倫でバッシングを受けてきた人物たちとの違いなどについて、持論を展開した。
司会の東野幸治(49)が、「(コメンテーターなどが)比較的、好意的なコメントをされている印象」と指摘すると、松本は「ベッキーの時も、みなさん最初の時は擁護していたと思うよ。俺の記憶では。ところがそのあとの振る舞いで、どんどん"悪者化"してしまった」と意見。「今はまだ難しい、微妙なラインにおられる」「謙さんの場合は有名人ファミリーだから、そっちにみんないくから大変」と今後の行方を心配した。
昨年、不倫騒動で世間から大バッシングを受けた乙武洋匡氏は、自身のツイッターで「なるほど、これが世に言う"忖度"か。マスコミはその口で政治家や官僚の忖度を叩いていらっしゃるのですね」と皮肉たっぷりにツイート。松本はこれに関連して、「ニューヨークで手をつないで歩いていたというのも謙さんの忖度。女の方から手をつなごうと言われたら……これは忖度なんですよね」「(断ると)逆恨みを生むかもしれない」と同情も寄せた。
一方で、「擁護じゃない」と前置きした上で、「需要の問題ですよね」とも投げかける。「需要もないくせに、モテもせんくせに嫁子どもおるくせに女口説きまくってるのは本当に恥ずかしいなと思う」「謙さんにしたら、『10人言い寄られて9人断っとんねん』と。一人ぐらいええやろ!と。そういうのってあるんやないかな」と主張。「最後はがんばってほしいと思っているんです。この不倫ブームをバシッと」「本当に"ラストサムライ"になっていただきたい。不倫というものをこれで終わりに。一刀両断」と渡辺にエールを送っていた。