TBS系サッカー情報番組『スーパーサッカー』(毎週金曜25:25~/4月から毎週日曜25:20~)でサブMCを務めていた宇垣美里アナウンサー(25)が、3月31日の放送で番組を卒業。メインMC・加藤浩次(47)や番組スタッフからの労いの言葉に涙した。

宇垣美里アナウンサー

2014年入社の宇垣アナは、2年目となる2015年4月から同番組に出演。この日の放送では2年間の軌跡がVTRでまとめられ、「5人目の動き」を「5人目の宇垣」と言い間違えたシーンなどの失敗談のほか、ロケ企画「宇垣美里のJリーグ手伝っCiao!」を通じてサッカーの魅力にのめり込んでいく姿がそこにはあった。

番組終盤、加藤は「2年間われわれと一緒にやってくれた宇垣アナウンサーが、『スーパーサッカー』を今回で卒業ということになりました」と告げ、「せっかくサッカーのこと、いろいろ覚えたのにな」と惜しむ。宇垣アナは「さびしくなります」「本当にいっぱい勉強しました。悲しいです」と正直な気持ちを伝えた。

番組スタッフからは、VTRのナレーションを通じて、「ミスをしても全力」「何より、あなたはどんな時も明るかった。あなたの周りは、いつも笑顔だった。だから今日も、最高の笑顔でさようなら。そして、ありがとう」のメッセージ。加藤も「本当に2年間、ありがとうございました」と感謝の言葉と共に花束を渡した。

続けて加藤は、「最初入ってきた時はどうなるかなと思っていましたけど、本当にサッカーも勉強するようになって、スタジアムにも足を運ぶようになっていました。サッカーに対する思いも僕は伝わっていました」と宇垣アナの成長ぶりを称賛。そして、視聴者へのコメントを求めた。

花束を受け取った宇垣アナは大粒の涙を流しながら、「この2年間、何も分からない私を加藤さんや(国山)ハセンさんや(三浦)淳(寛)さんや福(田正博)さん、そしてスタッフのみなさん、Jリーグのサポーターのみなさんに支えられて、教えていただいてここまで来ることができました。忘れません」と言い、口元をおさえながら「本当に、本当にありがとうございました」と頭を下げた。

4月からは放送時間が変更となり、次回は4月2日25時20分から。そのことが発表された後に再び宇垣アナが映り、「卒業します。2年間ありがとうございました。バイバーイ!」と最後は持ち前の笑顔を見せ、投げキッスで明るく締めくくった。