台湾MSIは3月31日、NVIDIA GeForce GTX 1080 Tiを搭載したハイエンドグラフィックスカード「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」を発表した。4月1日に予約を開始し、4月8日に発売する。店頭予想価格は税別104,800円。
独自クーラー「TWIN FROZR VI」を搭載する。最大8mm径の銅製ヒートパイプのGPUベース接地面を方形にすることで、熱伝導効率を高めたほか、ファンの空気がヒートパイプにダイレクトに当たるようヒートシンク形状を改良。さらに分散型のファンブレードと従来型のファンブレードを組み合わせた「トルクスファン 2.0」により、高い冷却性能を備えるという。
また、低負荷時にファンの動作を停止する「Zero Frozr」機能に加えて、ユーティリティのGAMING APPから動作モードを「サイレントモード」や「ゲーミングモード」に切り替えることで、ノイズと消費電力を抑える。
このほか、ヒートシンクカバーに赤いドラゴンのつめを模したLED、カード上面にRGB LEDを搭載し、GAMING APPから発光パターンをカスタマイズできる。
主な仕様は、CUDAコア数が3,584基、ベースクロックが1,569MHz(OCモード時)、ブーストクロックが1,683MHz(OCモード時)、メモリが352bit接続の11GB GDD5X、メモリスピードは11,124MHz(OCモード時)。TDPは250Wで、補助電源コネクタが8ピン×2、出力インタフェースがHDMI×2、DisplayPort×2。DVI-D×1、本体サイズはW290×D140×H51mm。重量は約1,257g。