シンガーソングライターの高橋優が、ABC夏の高校野球応援ソングを書き下ろすことが30日、明らかになった。
今回は、楽曲制作に向けて、高橋が「白球を追う球児の姿を実際に目にし、そこでしか味わえない空気、応援する人たちの熱い気持ち、関わるたくさんの人たちの思いに触れたい」という思いから、取材の旅を敢行することに。それに先立ち、このほど、春の「センバツ」を観戦に、兵庫・甲子園球場を訪問した。
高校野球を生観戦するのも、試合が行われる球場を見るのも初めてだったそうで、高橋は「あれがアルプススタンドですね」「テレビで見るのとはやっぱり違いますね」と興味津々。特に、応援の"声"に心を動かされた様子で、「感情が起こるから声が出る。心が伴っている声には力を感じます。これに元気をもらうために球場に来ている高校野球ファンも多いのかも」と感想を語った。
観戦を終えた高橋は「高校球児のみなさんと、その姿を見守る方々、応援している方々に花を添えられるような楽曲を作ることができれば」と、あらためて決意を表明。ABCの政野真吾氏は「今までにない"アーティストと高校野球の距離感が非常に近い"歌が誕生すると思います」と期待を寄せている。
この応援ソングは、7月25日から、全国49の代表校決定まで放送される予定の『速報!甲子園への道』(ABC・テレビ朝日系全国ネット)や、8月7~21日(予定)の『ABC 高校野球中継』(関西ローカル)、そして大会期間中の『熱闘甲子園』(ABC・テレビ朝日系全国ネット)などで使用される。