キヤノンは3月29日、レンズ交換式デジタルカメラの世界市場において、14年連続 (2003~2016年) で台数シェア1位を達成したことを発表した。ここで言うレンズ交換式デジタルカメラには、デジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラが含まれる。
今回発表されたシェアは同社調べによるもの。2003年に発売したエントリー層向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」によって市場拡大のきっかけを作り、同年から世界シェア1位を達成し続けている。
2016年は、3月にミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ「EOS 80D」、4月にプロ向けの最上位モデル「EOS-1D X Mark II」、9月にフルサイズセンサーを搭載し、4K動画撮影にも対応した「EOS 5D Mark IV」を発売。11月には、ミラーレスカメラの最上位モデル「EOS M5」を投入し、ラインナップの拡充を図った。