大王製紙は4月、子育て世代の社員支援を目的に現行の家族手当を見直し、配偶者手当を廃止する一方、子女手当を増額および支給期間を延長した「子女教育手当」を新設する。

「昨今、夫婦共働き世帯が中心となっており、配偶者手当の支給意義や教育費用の負担増等の背景も含め検討した結果、現行の家族手当を『子女教育手当』として育児支援に目的を定めた手当に見直しを行いました」と同社。

配偶者手当1万4,000円(月額)を廃止し、子女1人につき現行4,000円(月額)の手当を1万2,000円(月額)に増額。支給期間も、現行18歳未満(被扶養者に限る)から、22歳到達年度末(在学中の被扶養者に限る)までに延長する。

同社ではこれまでも、マザーケアサービス(ベビーシッター)利用補助や出産祝いプレゼント、ベビー用紙おむつとおしりふき購入支援を実施する「GOO.N子育てサポートプログラム」を始めとした社員への育児支援施策を行ってきた。

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