リスクモンスターは3月27日、第3回「就職したい企業・業種ランキング」の調査結果を発表した。調査は2月21日~3月3日、2018年3月卒業予定の大学3年生男女個人500人を対象に実施。各業界の大手企業・組織200社を抽出して選択肢とした。

第3回「就職したい企業・業種ランキング」ベスト100

ランキング1位は「地方公務員」(6.8%)。次いで2位「国家公務員」(3.8%)、3位「ソニー」(3.6%)、4位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(3.0%)、5位「任天堂」「東海旅客鉄道(JR東海)」「西日本旅客鉄道(JR西日本)」「資生堂」(いずれも2.6%)、9位「森永乳業」「講談社」(ともに2.4%)と続いた。

前回調査結果と比較したところ、1位の「地方公務員」と2位の「国家公務員」に変化はなく、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(前回41位→今回4位)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(前回80位→今回5位)、「西日本旅客鉄道(JR西日本)」(前回100位圏外→今回5位)の鉄道3社が順位を大幅に上げた一方で、「三菱東京UFJ銀行」(前回3位→今回45位)、「みずほ銀行」(前回4位→今回45位)、「三井住友銀行」(前回7位→今回30位)と銀行業3社はそれぞれ順位を大きく下げる結果となった。

文系1位は地方公務員、理系は資生堂

就職先として望む会社を文系・理系別に集計したところ、文系学生が望む就職先のランキング1位は、「地方公務員」(9.6%)となった。次いで2位「ジェイティービー(JTB)」(4.4%)、3位「国家公務員」(4.0%)、4位「日本航空(JAL)」(3.6%)、5位「ソニー」「講談社」「ベネッセコーポレーション」(いずれも3.2%)が5位となった。

第3回「就職したい企業・業種ランキング」文理別

理系学生では、1位「資生堂」(4.8%)となり、次いで2位「地方公務員」「ソニー」「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(いずれも4.0%)、5位「国家公務員」「花王」「三菱重工」(いずれも3.6%)だった。

文系・理系問わず、公務員や鉄道業、食料品製造業に高い人気が集まっている。その他では、文系ではエンタメ・レジャー系や金融などのサービス業、理系ではIT系や製造業などが人気が高かった。