湘南を舞台にした女子高生たちの青春を描いた劇場用オリジナルアニメーション『きみの声をとどけたい』が、2017年8月に公開されることが決定し、ティザーポスタービジュアルが公開された。
テーマは誰しもが持っている"声"。その"声"にはメールやSNSなどにはない"力"がある――。そんな"声"の力を今の時代だからこそもう一度信じてみたい。本作はそんな想いから制作が開始されたという。
メインキャストは、2016年8月にオーディションを勝ち抜いた新人声優ユニットの「NOW ON AIR」、略して「NOA(ノア)」の6人と三森すずこが担当。アニメーション制作はマッドハウスが担当する。
■『きみの声をとどけたい』ストーリー概要
舞台は湘南・鎌倉――。
女子高生たちの悩み、葛藤、そして夢。届けたい"声(想い)"――。
海辺の町、日ノ坂町に暮らす行合なぎさは将来の夢が見つからず少し焦っている16才の少女。
『言葉にはタマシイが宿っているんだよ、コトダマって言ってね――』
小さいころ祖母から聞いたコトダマの話をなぎさはある出来事から信じていた。ある日、なぎさは何年も使われていないミニFMステーションに迷い込み、出来心からDJの真似事をする。すると、偶然にも放送されたコトバは 思いもかけない人に届いていた――。
ここでは。主人公やその幼馴染を演じる新人声優ユニット「NOW ON AIR」のメンバー、矢沢紫音役として参加する三森すずこ、そして伊藤尚往監督から寄せられたコメントを紹介しよう。
■片平美那 (行合なぎさ役)のコメント
なぎさちゃんは、私自身と似ている所が多いので、等身大の自分で演じられ、収録を通して一緒に成長出来たんじゃないかなと思っています。観に来てくださった皆様に、なぎさちゃんの言葉が1つでも心に残ったら嬉しいなと思います。
■田中有紀 (龍ノ口かえで役)のコメント
男勝りの熱い性格、自分を表現できる強さを持つかえで。本当に尊敬しています。悩んだ時「くよくよするな!!」と言ってくれているようで、何度も勇気を貰いました。そんなかえでと一緒に全力で走ります!!
■岩淵桃音 (土橋雫役)のコメント
私自身、大人しくもしっかりしている雫から学ぶことがとても多かったため、まさに一緒に成長していくことができました。皆様を包み込むような温かい愛情に溢れた雫を魅力的に表現できていればと思います!
■神戸光歩 (中原あやめ)のコメント
あやめが人に話しかけることを躊躇っていたら私が勇気をあげるし、私が辛い時はあやめが好きなものへの情熱を思い出させてくれる。そんな風に補い合って共に歩みたいです。まだ未熟ですが私達を見守ってください。
■鈴木陽斗実 (琵琶小路 乙葉役)のコメント
琵琶小路乙葉役の、鈴木陽斗実です。乙葉は音楽が好きな、アーティスティックな女の子です。私も音楽が大好きなので、役が決まった時はとても嬉しかったです。乙葉と私の、音楽への愛が皆さんに伝わりますように。
■飯野美紗子 (浜須賀 夕役)のコメント
私が演じる浜須賀夕ちゃんは、上品で凛とした素敵な女の子です。みんなとすれ違うこともあるけれど、心からみんなを思う優しい子だと伝わるよう心がけました。私のコトダマも、観てくれたあなたに届きますように。
■三森すずこ (矢沢紫音役)のコメント
私はNOW ON AIRのみんなのオーディションの段階から見届け人としてずっと一緒に過ごしてきたので、本作に参加できるのがとても嬉しいです。メンバーのみんなのピュアなお芝居に心を洗われました。台本を読んだだけでも涙腺がゆるんでしまうくらい心を動かされた作品なので、早くたくさんの方に観ていただきたいです。
■伊藤尚往監督のコメント
メインキャラ全員オーディション!
オリジナル劇場長編!
なんと無謀で甘美な企画でしょう。
燃えないはずはありません。
萌えないはずがありません。
彼女たちの魅力とエネルギー溢れる作品にしてゆきたいです。
劇場アニメ『きみの声をとどけたい』は、2017年8月より全国公開予定。各詳細は公式サイトにて。
(C)2017「きみの声をとどけたい」製作委員会