エバラ食品工業はこのほど、「手作りのお弁当に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2月18日~19日、20~60代の男女1,000人を対象にインターネットで実施したもの。

手作りのお弁当を作るとしたら、誰に作ってあげたいと思いますか?

お弁当を作ってあげたい相手を尋ねたところ、女性で最も多い回答は「自分の子ども」(61.3%)、2位は「配偶者」(51.1%)だった。一方、男性で最も多いのは「配偶者」(48.1%)だった。「パートナー・恋人」に対しては、男性の方が女性よりも作ってあげたいと回答した人が多かった(男性30.6%、女性20.8%)。

お弁当を作ってあげたいと思った理由を聞いたところ、男性は「気持ち(愛情)を伝えたいから」 という理由が多いが、女性は「栄養バランスのよい食事をしてほしいから」「手作りの方が健康的だから」と、相手の健康を意識しているという理由が多かった。

お弁当を作ってあげたいと思った理由

今までにお弁当を作ったことがある人に、お弁当作りについてどう思うか尋ねると、73.9%が「お弁当を作ることは面倒だ」と回答した。しかし86.9%が「愛情を込めてお弁当を作っている」、94.7%が「お弁当を作った相手から喜んでもらえるとうれしい」と回答しており、面倒と感じつつも喜んでもらえることが嬉しく、お弁当を作っていることがわかった。

他人にお弁当を作ることについて、気持ちに近いもの

手作り弁当を作ってもらったとき、食べる前と食べた後でどのような変化があるか尋ねたところ、87.2%が「作ってくれた人への愛情が増した」、84.3%が「お礼を伝えるようになった」、80.3%が「食べる人の好みや体調などを気遣っていることがわかった」と答えている。

手作り弁当を作ってもらったとき、食べる前と食べた後でどのような変化がありますか?

手作りのお弁当によって会話(コミュニケーション)が増えるかどうか聞いたところ、75.3%が「増える」または「やや増える」と回答した。会話が増える理由を聞いたところ、「お弁当の感想やねぎらいの言葉を言われるから」(55.1%)、「作ったお弁当の感想を聞きたいから」(42.5%)という回答が多く寄せられた。

手作りのお弁当によって会話(コミュニケーション)が増えると思いますか?