JAL、福岡空港にダイヤモンド・プレミアラウンジ展開--限定の特製スープも

JALは3月30日、福岡空港に国内線最上級ラウンジのダイヤモンド・プレミアラウンジをオープン。羽田、新千歳、伊丹空港に続く国内線4空港目となるダイヤモンド・プレミアラウンジでは、福岡空港限定となる熊本県産の「万次郎かぼちゃ」を使用した特製スープなどを提供する。

また、福岡空港国内線サクララウンジは3月30日に、広島空港サクララウンジは3月28日にそれぞれ全面リニューアルしてオープンする。なお、現在の福岡空港国内線サクララウンジは3月29日の営業後に閉鎖する。

福岡空港新国内線ラウンジには、インテリアデザイナーの小坂竜氏のデザインによる、「日本のたたずまい」をコンセプトとしたデザインを採用。和の素材が持つ風合い、また福岡の伝統工芸を随所に織り交ぜながら、現代的にアレンジされた上質で洗練された空間を提供する。今回のリニューアルにより、ダイヤモンド・プレミアラウンジとサクララウンジを合わせた面積は従来比で2倍以上に拡大する。

新たに設置するダイヤモンド・プレミアラウンジでは、ダイニングエリアに竈(かまど)のようなテーブルを配して、ビュッフェ形式での軽食メニューを提供。福岡空港限定となる熊本県産の「万次郎かぼちゃ」を使用した特製スープのほか、国際線ラウンジで好評のJALオリジナルカレーをベースにした「JAL特製焼きカレーパン」やおにぎり、パン、味噌汁を提供する。なお、提供時間はそれぞれ異なり、万次郎かぼちゃスープ・おにぎり・パン・味噌汁は6時から、JAL特製焼きカレーパンは11時30分からとなる。

ラウンジ内にはチームラボのアートも展開。チームラボが10年以上取り組む「空書」の新作で、日々の日の出とともに明るくなり、日の入りとともに暗くなる「空書と鶴-有明」がラウンジを演出する。また、ラウンジへ向かうエスカレーターを上ると、書家の紫舟氏による無限大のマーク「∞」をモチーフとした書が出迎える。

3月28日にリニューアルオープンする広島空港国内線ラウンジは、面積を従来比で約1.5倍に広げてゆったりとした空間を確保。各座席に電源コンセントの標準設置(一部未設置の座席あり)や手荷物の収納スペースを設け、座り心地と利便性向上にもこだわる。また、広島に縁のあるアーティストの作品を展示するなど地域を感じることのできる空間を演出する。