先日、映画化決定と共にイメージグラフィックが公開された『劇場版マジンガーZ』(仮題)だが、今回新たに、第一弾ビジュアルが公開された。
『マジンガーZ』は1972年に漫画家・永井豪氏によって「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)に連載された漫画作品。搭乗型巨大ロボットの祖となる作品で、多彩な武器と圧倒的な強さを誇る「マジンガーZ」の迫力と存在感、主人公「兜甲児」をはじめとする個性的なキャラクターなど、永井豪の魅力が詰まっており、1970年代にTVアニメ化され、最高視聴率30%を超える大ヒットを記録した。
今回公開された第一弾ビジュアルには、闇の中に静かに浮かび上がるマジンガーZ。その上部には開きかかったハッチからうっすらと光がこぼれ、出動の時を静かに待つマジンガーZの姿が描かれている。
全容は明かされていないものの、全体のシルエットはオリジナルを踏襲しつつ、細部のディテールがより緻密に表現されており、キャッチコピーには「それは、神にも悪魔にもなれる――」とマジンガーZの想像主である兜十蔵の言葉が入れられている。
その言葉からわかるように今回は、世界征服を目論むDr.ヘル率いる"機械獣"と、スーパーロボット、マジンガーZを操る兜甲児を中心とした人間たちとの壮絶な戦いを描いたテレビシリーズの世界を起点として新たな物語が展開し、さらなる伝説が生み出されるという。
なお、3月26日にAnimeJapan2017で行われるプロジェクト起動記念イベントには、声優の森久保祥太郎と茅野愛衣がトークゲストとして登壇することが決定しているので、こちらもチェックしておきたい。
永井豪画業50周年記念作品『劇場版マジンガーZ』(仮題)は、制作:東映アニメーション、配給:東映。各詳細は公式サイトにて。
(C)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会