俳優の坂上忍が、22日放送のフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、日本のお笑い芸人を「終わっている」などと批判し、物議を醸している脳科学者の茂木健一郎氏について「イラつく」「この人の方がオワタレになる」などと厳しいコメントをした。
番組では茂木氏のツイッターでの発言を紹介。同番組の曜日レギュラーを務めていたこともある茂木氏の発言に、坂上は「どうしちゃったのかなと思った」と驚いたようで、茂木氏の意見に対し「(日本にも)政治風刺、政治いじりをする人もいるし、それをやることがクオリティの高い笑いだとも思わない」と自身の考えを述べた。
さらに、「オワコン(終わったコンテンツ)とかって意味わからなかったからすごいイラついた」と怒りをあらわにし、「茂木さんだってテレビにあれだけ出ていた方なのに、仲間なのか元仲間に対してこの言葉遣いでツイートするのかよくわかんない」と疑問。「オワコンって言うけど、俺なんかからするとこの人の方がオワタレ…終わったタレントになっちゃうよ、こんなことやってたらと思う」と言い放った。
茂木氏は2月25日に「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終始し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」などとツイート。3月1日にも「日本の『お笑い芸人』のメジャーだとか、大物とか言われている人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れているし、本当に『終わっている』」と批判していた。