オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは21日、パイオニアブランドのAVレシーバー「VSX-832(B)」を発表した。4月上旬より発売する。価格は65,000円(税別)。
VSX-832は、Dolby AtmosやDTS:Xの再生に対応するAVレシーバー。DACには「AK4438」を採用。パワーアンプの搭載により、5chのそれぞれが最大160Wでの出力が可能となっている。
Dolbyの「サラウンドエンハンサー」モードを搭載。サラウンドスピーカーの仮想音像を創り出すことで、5.1.2chのDolby Atmos本来の臨場感が楽しめる。また、自動音場補正技術「MCACC」と「Reflex Optimizer」で再生環境を整えることで、臨場感あふれるサラウンド空間を構築する。
ハイレゾ音源は、192kHz/24bitまでのFLAC / WAV / AIFF / Apple losslessや、5.6MHzまでのDSDに対応。映像面では、4K/60pのほか最新のHDR規格「HDR10」「Dolby Vision」をサポートしている。HD画質のコンテンツをアップスケーリングする「Super Resolution」なども搭載する。
ネットワークは無線LAN(5GHz/2.4GHz、IEEE802.11ac/a/b/g/n)とBluetoothを搭載。Googleの「Chromecast」にも対応し、スマホやタブレットのChromecast対応アプリからVSX-832に楽曲を送信して音楽をかけられる。コントロールアプリ「Pioneer Remote」などを利用し、スマホの音楽を再生することもできる。インターネットラジオ「radiko.jp」や「TuneIn」も利用可能。
映像端子は、HDMI入力×4基、HDMI出力×1基、コンポジットビデオ入力×2基。音声端子は光デジタル入力×1基、同軸デジタル入力×1基、アナログ入力×3基、サブウーファープリアウト出力×1基、スピーカー出力×5基、ヘッドホン出力×1基。USBポート×2基と有線LANポートも備える。本体サイズはW435×D320.5×H173mm、重量は8.6kg。