お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、日本のお笑い芸人を「終わっている」と批判した脳科学者・茂木健一郎氏(54)をバッサリと切り捨てた。
茂木氏は、政治風刺などで笑いを取る海外と比較して、日本のお笑いに対する批判をツイッターで展開。爆笑問題の太田光(51)をはじめ、お笑い芸人たちからの反発の声が上がっているが、松本もそれに続いた。
「僕はこのニュースを見た時に全然腹が立たなかった」と語る松本。その理由を「茂木さんが全然面白くないからですね」と説明し、「笑いのセンスがまったくないから、この人に言われても刺さらない。ムカッとも全然こない。全然面白くないから」と冷たく突き放す。
政治風刺の笑いについては「笑いの取り方としては一番安易ですごく簡単なこと」とした上で、「別にそれは誰でもできるけど、日本のコメディアンはやらないだけ。そこを言われても」と呆れ顔。茂木氏が別番組で反省していたことが司会の東野幸治(49)から伝えられると、「な? 全然おもんないやろ?」「センスがない。脳科学的にセンスがない」と痛烈に批判した。
「茂木さん自体は嫌いじゃない」と人柄には好意を抱いているようだが、「ただ、センスがない」。自身が手がけた番組『ドキュメンタル』のシーズン2を撮り終えたことを明かしながら同作の完成度をアピールしつつ、「ただ、茂木には見てもらいたくない。センスがないから」と止めを刺して笑いを誘っていた。