セクシー女優の紗倉まなが18日、東京・神保町の書泉グランデで小説『凸凹』(発売中 1,200円税抜き KADOKAWA刊)の発売記念イベントを行った。
セクシー女優の傍ら、昨年2月には小説デビュー作『最低。』を発表し、今年秋には映画化も決定した紗倉まな。そんな彼女の待望となる小説第2弾は、家族であり女同士でもある母と娘の2代にわたる性と愛の物語となっている。
出来上がったばかりの小説を手にし、満足げの紗倉は「『凹凸』は本当に結構ギリギリで、出来上がった時は前のと紙質も表紙も違うし、ようやくここまで仕上がったという達成感でいっぱいでした」と笑顔を見せ、「『最低。』を書き終わった頃から明確に今回のテーマが決まっていて、集中して書いたのが昨年末から2月にかけて。今回は1つの家族を掘り下げていったので、難しいなと思ったりもしました。書き過ぎたりして削る作業など推敲したり、かなり難産でしたね」と苦労した様子。続けて「男女問わず読んでいただきたいですが、私は母子家庭で育ったので、そういう方にも読んで欲しいし、自分の年代に近い方にも読んでいただければと思います」とアピールした。
2冊目の小説を発表したことで、次回作も気になるところだが「本当に今回は絞り出して書いたので、次は明確な目的がある訳ではありません。ですが、とりあえず書き続けることが今後の目標です」と謙そんしながらも小説家としての活動の意欲。そんな紗倉の処女作『最低。』は、映画『64-ロクヨン-』を手掛けた瀬々敬久監督の手によって今秋に映画化されるが、「最初聞いた時にはビックリしました。本当に決まった時は『私で良いんですか?』という感じでした」と恐縮しつつ、「映像を通して自分の作品が発表されることはうれしいです。色んな方に伝わればといいですね」と期待を寄せていた。