リビングくらしHOW研究所は3月16日、夫の会社での「プレミアムフライデー」実施状況について、事後アンケートの結果を発表した。同調査は3月1日~5日、会社に勤める配偶者がいる女性762名を対象に、サンケイリビング新聞社のWebサイト「リビングWeb」にてアンケートが実施された。
プレミアムフライデー実施率、5.8%
「夫の会社で2月24日にプレミアムフライデーが実施されたかどうか」を聞くと、84.8%が「いいえ」と回答した。「実施された」(「はい」4.1%+「部署によるが実施された」1.7%)と回答した人は、5.8%と少数派だった。
また、プレミアムフライデーが「実施された」会社に勤める夫のうち、「ふだんより早く帰ってきた」人は40.9%と、半数以下だった。
5人に1人が残業「60時間以上」
次に、「夫の1カ月あたりの残業時間はどのくらいなのか」を聞くと、「10~20時間未満」(15.1%)が最多に。以降、「40~60時間未満」(14.3%)、「20~30時間未満」(11.4%)、「30~40時間未満」(11.0%)、「80時間以上」(11.0%)。1カ月あたり「60時間以上」残業している夫の割合は、21.5% (「60~80時間未満」10.5%+「80時間以上」11.0%)だった。
「夫の残業についてどう思うか」を聞くと、およそ半数が「減らしたい」(50.3%)と回答した。「現状のままでいい」が43.6%、「増やしたい」は6.2%だった。