エン・ジャパンは3月15日、アルバイトに関して「希望する働き方」の調査結果を発表した。調査は1月27日~2月26日、同社が運営する求人サイト「エンバイト」を利用している20~40代の男女2,490名を対象に、インターネットアンケートで行われた。

「アルバイト探しで重視すること」

「アルバイト探しで重視すること」を聞くと、1位「勤務地」(50%)。次いで、2位「時給などの給与額」(45%)、3位「短気・長期などの勤務期間」(34%)となった。

男女別でみると、男性のトップは「時給などの給与額」(44%)、女性のトップは「勤務地」(52%)だった。また、男性は女性に比べて「日払い・週払い制度の有無」(男性29%、女性13%)と回答した割合が高く、金銭面を重視しているよう。一方、女性では「時短・午前など勤務時間・時間帯」(女性28%、男性15%)の割合が男性よりも高く、働く場所や時間といった勤務条件を前提にアルバイト探しをしていることが伺えた。

年代別では、20代は「時給などの給与額」(51%)が、30代と40代では「勤務地」(30代53%、40代58%)がそれぞれトップとなった。

「勤務地を選ぶときに重視するポイント」

続いて、「勤務地を選ぶときに重視するポイント」を聞いたところ、62%が「自宅からの近さ」と回答し、次点の「交通費支給ならどこでも」(15%)を大きく上回る結果となった。

「勤務地を選ぶときに重視するポイント(年代別)」

また、年代が上がるほど「自宅からの近さ」(20代51%、30代65%、40代72%)の割合は高く、「交通費支給ならどこでも」(20代21%、30代13%、40代9%)の割合が低くなる傾向が伺えた。