阪神甲子園球場で開催される「第89回選抜高等学校野球大会」の期間中、阪神電車甲子園駅の列車接近メロディが同大会の入場行進曲、星野源さんの「恋」に変更される。
阪神甲子園球場への最寄り駅、甲子園駅の列車接近メロディに春の選抜高校野球大会の入場行進曲が採用されるのは3年連続3回目。2015年は「Let It Go ~ありのままで~」、2016年は西野カナさんの「もしも運命の人がいるのなら」のメロディが流れた。
今年の入場行進曲に決定した星野源さんの「恋」は、TBS系で昨年放映されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として、社会現象とも呼べるヒットを記録した曲。列車接近メロディの編曲は一昨年、昨年に続き、音楽プロデューサーであり、鉄道メロディも多数手がける向谷実氏が担当した。列車の接近・到着を知らせるメロディに「恋」のサビの部分が15秒程度使用されるという。
春の大会が開幕する3月19日の始発から「恋」の列車接近メロディが流れ、大会終了日(3月30日を予定)の終電まで期間限定で使用される予定。なお、甲子園駅以外の列車接近メロディは大会期間中も変更されず、通常時のメロディが使用される。