そろそろお花見のシーズンが到来。季節の花をインテリアに取り入れれば、室内でも春らしい空気を感じることができるでしょう。今から育てて初夏に楽しむのも良いですね! そこで今回は、お花屋さんで気軽に購入できる春の花々をリサーチ。花の特徴やおすすめの飾り方をご紹介します。

ラベンダー

ラベンダーは優しい紫色の花と、リラックス効果がある香りが特徴。湿気に弱く、涼しい場所を好むので、鉢植えの場合はよく日が当たりつつ、風通しの良いところで育てましょう(直射日光が強い場所は避けます)。鉢植えでもそのままインテリアになりますが、ラベンダーは花に含まれる水分が少なく、香りも強いのでドライフラワーにも向いています。方法はとても簡単。

(1)茎にある葉を取り除いた上で、麻ひもなどで茎の中心を束ねる
(片手で持てるくらいの束にする)
(2)直射日光を避け、風通しの良い場所に2、3日つるしておく
(3)ビニール袋に乾燥剤とラベンダーを入れて乾燥させる

ドライフラワーにした後は、そのまま飾っても良いですし、瓶や小袋にポプリとして詰めて飾ってもステキです。

チューリップ

チューリップは春を代表する花のひとつ。多彩な品種があり、さまざまな色、咲き方を選べます。球根から育てると長く成長を楽しむことができますが、切り花でもインテリアとしては十分に魅力的。長い茎と鮮やかな花びら、そして葉も特徴的ですので、普通の花瓶よりも透明なガラス瓶に生けて飾るのがおすすめです。ロンググラスを使ってもきれいに見えますし、1本だけ飾っても十分な存在感があります。

切り花を長持ちさせるコツもご紹介しましょう。

  • 水につかる部分の葉は取り除く
  • 水に栄養剤を入れる

さらにチューリップを購入する際に、少し固めの若いつぼみのものを選ぶと長く花を楽しめます。

マリーゴールド

マリーゴールドはキク科で、赤や黄色、オレンジ色などの花をたくさん咲かせます。花が大きくボリュームもあるので、インテリアにもぴったり。日当たりの良い場所でよく育つので、鉢植えやプランターで日中は主にベランダに飾っておくのが良いでしょう。その際、水やりでは次の点に注意してください。

  • 土が乾いて白くなってきたらたっぷりと
  • 花に水がかからないように注意する

ベランダに花があるだけで、春の雰囲気を存分に感じることができますので、部屋から見える位置に置いておくと良いですよ。
また、切り花としても長持ちするので、たくさん花が咲いたら切り花にして室内に飾ってみてください。ガラスの小瓶やマグカップに生けても可愛いですよ。

花があるだけで、お部屋の雰囲気はグッと変わりますし、癒し効果も期待できます。春の訪れを機会に、ぜひインテリアとして取り入れてみてはいかがでしょうか?