日本テレビ系ドラマ『男水!』の最終回直前イベントが11日、よみうりランド 日テレらんらんホールで行われた。同作に出演する松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀が登場した。
同作は白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で連載中の木内たつや原作コミックを実写化。弱小校である東ヶ丘高校の水泳部と、ライバルで強豪校である龍峰高校水泳部の男子高校生たちの青春を描く。メインキャストは主に2.5次元舞台で活躍する俳優たちを集め、同キャストで5月に舞台版を製作する。
イベントには約1,000人のファンが駆けつけ、同日深夜に放送された最終回を前にしたトークやイベントが繰り広げられた。また、イベントに先んじて囲み取材が行われた。
現在発売中のDVDとブルーレイがオリコンランキングのドラマ部門で1位を獲得しているが、松田は「周りの反応は素直にうれしい。でもそれに甘んじずにさらなる高みを目指していきたいと思います」と熱い言葉を発する。宮崎は「是非第2弾も希望します!」、小澤は「普段舞台に来られない人も見てくれているようで、第2弾もあったらいいなと思っています」、廣瀬は「引き続き映像で関わっていきたいと思います」とそれぞれ今後につながるようアピールした。また、池岡は「役柄上、新宿で怖い人に絡まれることが多くなりました」と苦笑しながら明かしたが、「役者としての醍醐味です」と頼もしい姿を見せた。
舞台版では競泳を演劇で表現することになるが、神永は「自分がメインの時はメインディッシュとして輝く、そうでない時は調味料として作品をしめる役割を担えればと思います」と謙虚でありつつも真摯に意気込み。マネージャー役の赤澤は「個人的には、おねえを爆発させたいです!」と笑わせた。
イベントでは、参加できなかった黒羽麻璃央からのビデオメッセージも上映された。部長役の黒羽は「東ヶ丘メンバーに負けないよう、龍峰メンバーは熱量を持って盛り上げてください!」とメンバーに喝を入れながら、「僕はドラマの始まりでもあり、男水のスタートを切るという意味で第1話がとても気に入っています」と紹介した。
ドラマのダイジェスト映像を見ながら、それぞれの役作りや撮影時のエピソードを語る9人。佐藤は「僕の役は原作とは違ったキャラクターで、反抗期というか、先輩に毒づく役でしたが演じていて楽しかった」と振り返った。ドラマの見所ともなった競泳シーンでは、背泳ぎの松田と小澤が飛び込みの撮影が難しかった様子。水中カメラやドローンなどの最新技術や、撮影当初は泳ぎが苦手だった安西が急成長し、監督に褒められたというエピソードも飛び出した。
トークだけでなく、チーム対抗のゲームやブロマイドが当たる抽選会、さらにキャスト全員が歌うエンディング曲「Growing up!Go on!」と、演歌「おとこみず」の2曲の生ライブが行われるなど盛りだくさんの内容に。最後に、松田は「ここからこの熱を忘れずに舞台へ、さらにその先につなげていきたいと思います」と、会場に集まったファンたちへ熱いメッセージを贈った。