マンションマーケットは3月8日、「東京地下鉄(東京メトロ)9路線の資産価値」に関する調査結果を発表した。調査は3月7日時点で、同社運営の相場情報サイト「マンションマーケット」から築10年マンションの平均m2単価を算出し、2007年と2017年の価格を比較した。なお、東京地下鉄9路線の沿線で、駅から徒歩10分圏内(800m)にある中古分譲マンションを対象としている。
東京メトロ9路線中、築10年マンションの価格下落率が最も低かった路線は「千代田線」(下落率-5.7%)。2007年と比べて2017年の方が価格が高くなったマンションの平均上昇率は10.2%だった。
次に低かったのは「南北線」(下落率-6.7%)。2007年より2017年の方が価格が高くなったマンションの平均上昇率は8.0%となった。
以下、下落率が低い順に、「東西線」(下落率-8.3%)、「有楽町線」(同-8.6%)、「日比谷線」(同-9.8%)、「半蔵門線」(同-10.9%)、「副都心線」(同-10.9%)、「丸ノ内線」(同-12.7%)、「銀座線」(同-17.7%)。