マイナビは3月9日、「2018年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表した。調査は2月6日~23日、2018年卒業予定のマイナビ会員3,996名を対象に、web DMを配信して実施された。
「インターンシップへの応募経験」のある学生の割合は80.4%。実際に「インターンシップに参加」した経験のある学生の割合は、前年比3.1pt増の65.2%となり、5年連続で増加となった。平均参加社数は2.9社。
「インターンシップに参加した企業の印象」を聞くと、「良い方に変化し、その企業で働きたいと思った」(59.7%)と、「良い方向には変化したが、その企業で働きたいとは思わない」(27.3%)を合わせると、約9割の学生が良い印象に変化したと回答した。
良い印象に変わった要因としては、「正社員の雰囲気が良かったから」が最も多く54.5%。以降、「課題や業務にやりがいを感じたから」(41.3%)、「社風や社訓、雰囲気が合ったから」(38.7%)と続いた。
また、「悪い方向へ印象が変化した」人は、4.4%(「悪い方に変化したが、その企業で働きたい」1.9%+「悪い方に変化したので、その企業で絶対に働きたくない」2.5%)。悪い印象に変わった要因では、「社風や社訓、雰囲気が全く合わなかったから」(37.8%)、「課題や業務にやりがいを感じなかったから」(34.7%)が上位に挙がった。
「インターンシップ以外の準備活動の開始時期」としては、10月以降が67.9%(前年比+10.5pt)と、年々スタートする時期が遅くなっているよう。また、インターンシップ参加者と未参加者に分けて集計すると、未参加者の79.4%が、10月以降に準備を始めていることがわかった。