JVCケンウッドは9日、設置工事なしで使える見守り用ハイビジョンIP カメラ「GV-CC1」を発表した。3月下旬より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別18,000円前後。
GV-CC1は、スマートフォンと連携して使用するハイビジョンIPカメラ。専用アプリ「JVC MONITORING」を使うと、宅外からリアルタイムで本機の映像を確認でき、録画の開始や画質の切り替えなどの設定が可能。最大4台までのカメラを制御できる。
100万画素のCMOSセンサーを搭載し、水平視野角は85度。「赤外線 LED 機能」により辺りが暗くなっても自動で夜間撮影モードに切り替わり昼夜問わず撮影が行える。不審な動きを検知したらスマートフォンに通知し、自動録画を開始する。
解像度は最大1,280×720ドット / 30fpsで、対応フォーマットは動画がH.264、静止画がJPEG。マイクとスピーカーを内蔵しているので、カメラとスマートフォン間で双方向の会話も可能。
無線LAN (IEEE802.11b/g/n)に対応し、ストレージにはmicroSDメモリーカード(最大32GB)を使用。スタンドはマグネット式になっている。本体サイズはW69.8×D69.8×H113.5mm、重量は120g。対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 8以降。
GV-F1KIT
GV-CC1に人感センサー「CU-MS1」、開閉センサー「CU-DS1」、各センサーを制御するスマートホームハブ「CU-HB1」を同梱したオールインワンモデル「GV-F1KIT」も4月下旬より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後。
玄関や部屋に人感センサーを設置すると不審な動きを検知できるほか、窓やドアに開閉センサーを設置して開閉を検知できる。検知した反応は、スマートホームハブを通じてスマートフォンに通知する。スマートホームハブは、最大で人感センサー8台、開閉センサー8台を接続できる。