大和証券グループ本社は4月1日、全社員を対象に、介護休職期間を累計1年から3年に延長する。

大和証券グループ本社

また同日、育児における短時間勤務制度の対象の子を「小学校3年生修了まで」から「小学校6年生修了まで」に拡大する。

さらに7月1日、社員および社員の親が要介護認定された場合に、介護保険金が支払われる保険も導入予定。

「豊富な経験や高度な専門性を有する社員が将来の生活に不安を感じることなく、活き活きと働き続けられる環境をより一層整備します」と同社。

同社では、2016年度から仕事と介護の両立支援に重点を置き、「ライフサポート有給休暇」の新設、「仕事と介護の両立支援に関するe-ラーニング講座」の開設、介護休職を4回まで分割取得可能にする等の制度拡充を行ってきた。さらに親の還暦等を祝う「親の長寿祝い休暇」の新設、仕事と介護の両立についての勉強会実施等、社員の意識向上および制度を利用しやすい風土醸成にも取り組んでいるという。