アイデムは3月8日、「2018年卒業予定者の就職活動に関する調査(2月1日時点)」の結果を発表した。調査は2月1日~6日、民間企業への就職を希望する2018年卒業予定の大学3年生、及び大学院1年生の男女660名を対象に、インターネットで行われた。
2月1日時点での主な活動状況を聞くと、「準備活動段階」と回答した学生が最も多く62.3%。以降、「エントリー活動段階」(19.5%)、「面接・試験段階」(9.1%)、「内定獲得/就活継続段階」(1.8%)、「内定獲得/就活終了段階」(0.3%)となり、「まだ何も始めていない」という人は7.0%だった。
また、「各活動ステータスに到達した学生の割合」をみると、全学生のうち93.0%が「準備活動段階」に到達。このほか、「エントリー活動段階」が43.3%、「面接・試験段階」が20.3%、「内定獲得段階("内定獲得・就活継続段階"と"内定獲得・就活終了段階"の合計)」が3.2%となった。
学生に、「給与の高さ」「仕事の内容」「働きやすさ」の3つのうち、働く上で大切にしたいと思うものを1つ挙げてもらった結果、「働きやすさ」(56.1%)がトップに。次いで「仕事の内容」(33.6%)、「給与の高さ」(10.3%)となった。過去の調査と比較すると、「働きやすさ」を重視する学生の割合は増加傾向にある一方、「仕事の内容」は減少傾向にあることが伺えた。
また、「働きやすさのイメージ」を聞くと、50.8%で「社内の人間関係・風通しが良いこと」が最多に。次いで「年間休日数が多いこと」(35.6%)、「残業時間が少ないこと」(31.8%)が上位に並んだ。