バンダイナムコエンターテインメントは、VRなどの最先端技術を活用したエンターテインメント施設「VR ZONE Shinjuku」を、2017年夏に期間限定でオープンする。場所は東京都・新宿区のTOKYU MILANO跡地。
2016年4月に東京・お台場にオープンしたVRエンターテインメント施設「VR ZONE Project i Can」で得た知見をもとに、「単なるVRゲームに留まらない、進化させたVRアクティビティを提供する」という。「VR ZONE Project i Can」では、HTCがValveと共同開発したVRヘッドマウントディスプレイ「Vive」を使い、VRアクティビティに合わせた動きをする乗り物(椅子)などを用意。音響や風といった"視覚以外の情報"を演出することで、VRアクティビティを実際の体験に近づける演出がなされていた。
「VR ZONE Shinjuku」ではVR関連コンテンツに加え、プロジェクションマッピングなどの技術を活用した双方向アクティビティも導入予定。施設規模は約1,100坪で、飲食、物販コーナーも設置する。
新宿TOKYU MILANOの再開発を進めている東急レクリエーションと東急電鉄では、2018年中の都市計画認定を目指し、該当地域の工事を進める計画。その中で、2017年夏から工事着工までの期間に「VR ZONE Shinjuku」を開業し、跡地の有効活用やエンターテインメント文化の発信を図る。施設の企画・設計および運営はバンダイナムコエンターテインメント。