東武鉄道はこのほど、鬼怒川線小佐越~鬼怒川温泉間につくる新駅「東武ワールドスクウェア」を7月22日に開業すると発表した。
新駅・東武ワールドスクウェア駅は、日光・鬼怒川地区の人気テーマパークである東武ワールドスクウェアの玄関口として、同施設入口前に新設される。新駅には平日39本、土休日41本の列車が停車。8月10日に運転開始するSL「大樹」も、運転日には1日6本すべて停車する。テーマパークのアクセス駅であることから、同施設の営業時間に合わせて9時18分から18時18分までの時間帯には特急列車を含めてほとんどの列車が停車することになる。
新駅に停車する特急列車の特急券や一部普通乗車券を同施設内で販売し、利用者の利便を図る。運賃については当面の間、隣駅である小佐越駅発着の運賃と同額となる。
新駅の駅ナンバリングは「TN55」。小佐越駅と鬼怒川温泉駅の間に新駅が開業することにより、鬼怒川温泉駅以降の駅ナンバリングは1つずつ後ろにずれることとなり、鬼怒川温泉駅は現行の「TN55」から「TN56」に変更。鬼怒川公園駅は「TN57」、新藤原駅は「TN58」となる。鬼怒川温泉~新藤原間の駅ナンバリングは新駅開業3カ月前の4月21日から変更する。