元SMAPの草なぎ剛が主演を務める関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』の7日(21:00~22:09)放送の第9話は、裏にWBC初戦があった中で、関東地区が10.5%、関西地区が10.9%と2ケタをキープした。8日、制作する関西テレビが明らかにした。
この日は裏のTBS系で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の初戦が中継されており、関東は前回から1.0ポイント、関西も1.4ポイントと大幅にダウン。それでも、WBC中継(19:45~23:10)が関東で22.2%、関西で23.7%と高視聴率をマークした中で、2ケタをキープした。
その他の地区も、WBCの影響で軒並みダウンしたが、名古屋は13.0%と前回から1.0ポイント上昇。主要8地区で2ケタを割ったのは、WBC中継が34.0%を記録した広島のみで、4.7ポイントダウンの7.8%だった。
同作は、草なぎが以前主演を務めた同局系『銭の戦争』(2015年1月期)のスタッフが再結集し、草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公・浩一が、天才的な詐欺師となって復讐(ふくしゅう)を果たそうとする姿を描くもの。第9話では、浩一が育った児童養護施設の園長・三瓶守(大杉漣)への復讐を果たそうとしたが、実行に移せない場面が描かれた。次回14日の放送が最終話となる。
視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
『嘘の戦争』主要8地区第9話視聴率(カッコ内は前回比)
関東:10.5%(-1.0)
関西:10.9%(-1.4)
名古屋:13.0%(+1.0)
北部九州:12.7%(-1.8)
札幌:12.1%(-0.2)
仙台:11.1%(-2.5)
広島:7.8%(-4.7)
静岡:16.8%(-1.8)