テレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)が、4月から新番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』にリニューアルすることが7日、明らかになった。同日開催された同局の4月改編説明会で発表された。
マツコ・デラックスと有吉弘行が、視聴者からの「怒り」のメールを受けてトークを繰り広げる『怒り新党』は、2011年4月6日に25時台でスタートし、半年後から23時台に進出。
直近(3月1日)の放送でも、深夜帯ながら9.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という高視聴率をマークしているが、放送開始6年を迎え、「とりあえずひと通りのことを怒り尽くしてしまった…」ということで、新番組に切り替えることになった。アシスタントのアナウンサーは、青山愛アナから久保田直子アナに代わる。
新番組『かりそめ天国』は、「怒り」に限らず、視聴者からのさまざまな「ちょっと聞いてよ」という話を受けて、トークを繰り広げていく内容。さらに、さまざまな業界に通じる事情通から、マツコ・有吉の耳に入れたい情報が詰まったVTRをぶつけていく。
ちなみに、「かりそめ」とは、"ひとときの""その場限りの"という意味で、テレ朝の赤津一彦編成部長は「怒りから開放された2人が、この番組に限り天国になることを目指しています」とコメント。
藤井智久ゼネラルプロデューサーは「視聴者の皆さんからの共感性の高い『お話』や、事情通からの超ニッチな『お話』を、マツコ&有吉にぶつけたときの、2人の『お話』をお楽しみいただければ」と見どころを語っている。