お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が5日21時、24時間生放送に挑んだインターネットテレビ局・AbemaTVの番組『極楽とんぼ「KAKERU TV」~24時間AbemaTV生JACK~』を無事に終え、終了直後に取材に応じた。

極楽とんぼの加藤浩次(左)と山本圭壱

加藤は「疲れるって言葉に出す暇もないくらい駆け抜けた感じですね。詰め切れてない部分もありましたが、みんなの力で乗り越えながら楽しかったですね」と達成感に満ちた表情。番組のグランドフィナーレで「これが極楽とんぼだ!」「戻った!」と10年前の感覚をつかんだ瞬間があったと語っていたが、その場面について再び「記憶に残っていますね」としみじみと語った。

そして、山本について「ここだっていうところでしか勝負しない男。それ以外は電池切れてるの?っていうくらい黙ったりするので、そこを僕が埋めていくという作業。あとはホームラン待つだけ(笑)」と話し、「キャラに入ったときや世界に入ったときは本当に強いなと再確認した。人間力でカバーしていると思った」と山本の魅力を感じることができたという。

「われわれ体力あるなと痛感しましたね。まだいけると。ここからだと感じる24時間になりました」と自信をつけた山本も、「加藤が人の言葉尻をとってしつこく攻め立てる。相手が困り果てるまで責め立てる。あの感じを見ていると、しめしめって思いますよね」と相方の持ち味をあらためて感じたようで、「あの感覚はずっと見ておきたいですし、自分もそういう目にあってダダすべりするときもあるので、スキルアップしていきたい」と成長を誓った。

グランドフィナーレでは、AbemaTVを手掛けるサイバーエージェントの藤田晋社長からレギュラー番組を提案され、加藤が涙。その心境について「2人でレギュラーが持てるって…24時間番組をやらせてもらったこともとんでもないありがたいことなんですけど、レギュラー番組って10年間なかった。レギュラーという響きにグッときちゃいましたね」と語った。

なお、同番組はAbemaTVで過去最高となる視聴数350万を記録。加藤は「やったねぇ! うれしいなぁ!」と喜んだ。