なにか探しものをするときに便利な「Spotlight」。画面上部を下方向へフリックするだけで現れ、適当なキーワードを入力すればメールやアプリ、カレンダーや天気などなど、アプリが持つ情報を検索してくれる。WEBページやWikipediaの検索にも利用できるので、Safariに画面を切り替えずにすむメリットもある。
しかし、音声入力については賛否がわかれそうだ。口頭で文字入力を行うための機能だが、それなら最初からSiriに頼むほうが効率はいい。それに、誤ってマイクボタンをタップして「ピッ」と大きな音を出してしまうなど、イラッとしてしまうことが少なくない。この効果音はマナーモードでも消えないため、放置すればいいというものでもない。
あのマイクボタンを消したい、そう思うのならば音声入力を無効化しよう。Spotlightにとどまらず、ソフトウェアキーボードのマイクキーも消えてしまうが、そこは考えかた次第。無効化したあとでも、やはり必要だと考え直したのであれば、再び表示すればいいだけのことだ。
その設定方法は以下のとおり。『設定』→「一般」→「キーボード」の順に画面を開き、ソフトウェアキーボードの設定画面にある「音声入力」スイッチをオフ(緑→白)にすればOKだ。
なお、初めてスイッチをオフにしたときは、Spotlightバーにマイクボタンが表示されたままだが、バーをタップすると「音声入力を有効にしますか?」とダイアログで確認を受ける。ここで「今はしない」をタップすると、マイクボタンが消えるはずだ。