りそなホールディングス、三井住友フィナンシャルグループは3月3日、みなと銀行、関西アーバン銀行及び近畿大阪銀行の3社の経営統合に向け協議・検討を進めて行くことについてそれぞれの取締役会において合意したことを発表した。
みなと銀行、関西アーバン銀行及び近畿大阪銀行が持ち株会社を設立。持ち株会社を、りそなホールディングスは連結子会社に、三井住友フィナンシャルグループは持分法適用外社とする。
統合グループは、大阪府、兵庫県及び滋賀県を中心に、379店舗を有し、総資産11.4兆円(地方銀行グループ中第6位)、貸出金8.6兆円(地方銀行グループ中第5位)、業務粗利益1,600億円(同第4位)、当期純利益444億円(同第5位)の規模を有する地域金融グループとなる。
今後は、9月末頃までに最終契約締結、11月末頃までに契約統合の承認に関する臨時株主総会、4月頃にみなと銀行、関西アーバン銀行の東京証券取引所上場廃止、経営統合完了、持ち株会社の上場を予定している。