セブン&アイ・ホールディングスは2月27日、「ペヤング ソース焼そば プラス 納豆」(税込198円)を「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」などのセブン&アイグループ店舗で順次販売を開始した。もう何を足しても違和感がなくなってきた「ペヤング」。今回も早速試食してみた。
中を開けてみると、ペヤングのかやくとソースに加えて、ひきわりの乾燥納豆が入っている。この乾燥納豆は後入れらしく、まずは通常通り作ってみる。
そして、最後に乾燥納豆を入れ、なじむまでよくかき混ぜよう。ちなみに臭いは強烈だ。花粉症で鼻が詰まっていれば問題ないが、敏感な人は気になるので職場で食べるのは少しはばかられる。
かき混ぜると、粘り気が生まれてくる。臭いが気になるが、実際に食べてみると納豆の主張は意外と控えめ。風味がふんわりと口に広がる程度だろうか。口の中の粘り気も、もう少しあってもいいのでは? と思ってしまう。
少々の物足りなさを感じたものの、焼そばと納豆の相性は悪くない。そこで次は、普通の「ペヤング ソース焼そば」に納豆を加えて食べてみよう。ペヤングを作り、そこによく混ぜた納豆をかけるだけだ。
こちらは粒感がしっかりと残っている。消費者がイメージする「ペヤング ソース焼そば プラス 納豆」は、こちらに近いのではなかろうか。ソース焼そばの味わいを残しつつ、納豆の粘り気と粒感でうま味が引き立っている。これまで数多くのペヤングを食べてきたが、このアレンジが1番好きかもしれない。
パッケージからインパクトの強さを感じた同商品。納豆好きの人には賛否が分かれそうだが、「ペヤング ソース焼そば」と納豆の相性の良さは保障しよう。ただし、臭いが気になるかもしれないので、周りに迷惑がかからないところで食べることをオススメする。