バーニャカウダはこのほど、「仕事上の悩みに関する調査」の結果を発表した。同調査は1月12日~13日、全国の20~69歳男女931名を対象にインターネットで実施したもの。
仕事に関して困っていることはあるか尋ねたところ、64.4%が「ある」と答えた。男女間で大きな差は見られなかったが、年代別でみると、「ある」と回答した人は60代が42.2%であるのに対し、20・30代は70%以上と多かった。
具体的に仕事に関して困っていることを聞くと、男女とも1位は「給与」、2位は「人間関係」だった。年代別では大きな差は見られなかったが、男女間で見てみると「長時間労働」「リーダーシップ」「マネジメント」などの項目は、男性の回答率が高くなっている。
「仕事で困っていることがある」と回答した人に対し、相談相手が誰か質問したところ、53.5%が「相談しない」と回答した。特に40代では「相談しない」と回答した割合が63.1%で、他の年代に比べ高い。
「相談しない」と回答した人にその理由を聞くと、「誰に相談していいのかがわからない」(27.1%)、「恥ずかしい、心配させたくない等の気持ちの問題」(24.6%)と回答する割合が高かった。特に男性においては「気持ちの問題」と回答した人が29.3%と女性よりも10ポイント以上多くなっている。
匿名で相談できる機関を利用したいか質問したところ、66.7%が「利用したい」と回答した。「有料でも相談したい」という回答は男性は19.3%で、女性の10.9%よりも高かった。
匿名で相談できる機関を「利用したくない」と回答した人にその理由を聞くと、最も多い回答は「相談しにいくのが面倒」(50.5%)だった。2位は「相談相手を選びたい」(25.5%)、3位は「相談したことがばれたくない」(17.5%)となっている。