お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が、2月27日に放送されたインターネットテレビ局・AbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』(毎週月~金曜21:00~23:00)に出演し、NHK受信料問題に言及した。
番組では、NHK受信料制度等検討委員会の初会合が行われ、受信料の制度や運用の在り方について話し合われたことを取り上げ、トークを展開。2015年度末の受信契約率は79%、受信料支払い率は77%とのことで、NHKの受信料支払いの実態について街頭インタビューも実施し、受信料を支払っている人は災害などの速報や信頼できる情報が多いとする一方で、受信料を支払っていない人はテレビ自体を持っていないという回答もみられた。
村本は「なんとなく(受信料を)払ってるという感覚だったんで、受信料を取る(支払う)メリットとデメリットを知って考えたいですね」と、受信料を支払う目的や意味をあらためて明確にすべきだと意見。元NHKアナウンサーの堀潤氏も「NHKは受信料で支えられているので、市民の声や要望を取り上げる“市民メディア”であるべき」と警鐘を鳴らす一方で、ハイビジョン放送などができるようになったのはNHKの技術開発が貢献しており、その開発資金は受信料で充てているという事例を出しながら、受信料を払うことの意義を示した。
その後、村本は「僕は、街を歩いている人が何のために(受信料を)払っているのかを(NHK側が)明確にするべきだと思う」とあらためて受信料の意義を伝えていくことが大事だと主張。「たくさんある娯楽の中の1つで、なぜそれだけ(NHK)にお金を払うのか?」と納得しきれない様子で、堀氏は「受信料を下げてもいいと思いますよ」と打開案も提示していた。
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