"ひとり芸"のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2017』の決勝戦が28日、東京・台場のフジテレビ本社で行われ、アキラ100%が15代目のチャンピオンとなった。昨年のハリウッドザコシショウに続き、裸芸人が制覇した。
15回目となった今回は、過去最多となる3,792人がエントリー。決勝は、レイザーラモンRG、横澤夏子、三浦マイルド(以上Aブロック)、ゆりやんレトリィバァ、石出奈々子、ルシファー吉岡(以上Bブロック)、ブルゾンちえみ、マツモトクラブ、アキラ100%(以上Cブロック)の9人に、きょう昼に行われた「復活ステージ」で上位3位に入ったサンシャイン池崎(Aブロック、復活ステージ3位)、紺野ぶるま(Bブロック、同2位)、おいでやす小田(Cブロック、同1位)を加えた計12人で実施された。
この結果、Aブロックを勝ち抜いたのは、『となりのトトロ』を1分間で紹介したサンシャイン池崎。Bブロックは、ジブリの世界観で大阪を旅した石出奈々子。Cブロックは、全裸状態にお盆で局部を隠すアキラ100%が、ファイナルステージに進出した。人気急上昇のブルゾンちえみは、ネタが飛んでしまい、結果発表前に涙してしまうという"女"の一面を見せた。
こうして迎えたファイナルステージは、大きな剣を持ったときの"あるある"ネタのサンシャイン池崎が5点、ジブリの世界観でのテレビショッピングの石出奈々子が2点、局部をお盆で隠すネタを進化させたアキラ100%が14点を獲得し、圧倒的な得票数でアキラ100%が優勝。優勝賞金は500万円と副賞の全国ネット冠番組が与えられた。
決勝戦は、雨上がり決死隊と加藤綾子アナウンサーの司会で行われ、審査員は桂文枝、関根勤、清水ミチコ、ヒロミ、板尾創路の5人に、データ放送によるお茶の間投票も実施された。
『R-1ぐらんぷり2017』決勝戦・結果
●Aブロック
・レイザーラモンRG:審査員0点+お茶の間0点=計0点
・横澤夏子:審査員1点+お茶の間2点=計3点
・三浦マイルド:審査員7点+お茶の間1点=計8点
◎サンシャイン池崎:審査員7点+お茶の間3点=計10点
●Bブロック
・ゆりやんレトリィバァ:審査員3点+お茶の間3点=計6点
◎石出奈々子:審査員8点+お茶の間2点=計10点
・ルシファー吉岡:審査員4点+お茶の間1点=計5点
・紺野ぶるま:審査員0点+お茶の間0点=計0点
●Cブロック
・ブルゾンちえみ:審査員2点+お茶の間3点=計5点
・マツモトクラブ:審査員0点+お茶の間0点=計0点
◎アキラ100%:審査員7点+お茶の間2点=計9点
・おいでやす小田:審査員6点+お茶の間1点=計7点
◎…ファイナルステージ進出者
●ファイナルステージ
・サンシャイン池崎:審査員3点+お茶の間2点=計5点
・石出奈々子:審査員1点+お茶の間1点=計2点
・アキラ100%:審査員11点+お茶の間3点=計14点