ロイヤリティマーケティングは2月27日、「第21回Ponta消費意識調査 2017年2月」の結果を発表した。調査は2月2日~6日、「Pontaリサーチ会員」の20代~60代の男女3,000名(男女各1,500名)を対象に、インターネットで行われた。
今月の家計の支出を「節約したい」派は70.7%と、前回調査を8.8pt上回り、2014年4月の本設問開始以来初となる7割超を記録した。
具体的に「どのくらい節約したいか」を聞くと、「1万円~1万5,000円未満」(38.6%)が最多に。次いで「2万円~3万円未満」(17.7%)、「5,000円~1万円未満」(15.2%)となった。節約したい平均額は1万6,206.8円となり、2014年6月以降1万5,000円超えが続く結果に。
「今年1年間で物価が上がると思うか」と質問したところ、57.9%で「上がると思う」が最多に。以降、「変わらない」(38.4%)、「下がると思う」(3.7%)と続いた。
「物価が上がると思う」と回答した割合を男女別でみると、男性52.9%、女性62.9%と、女性が男性を10pt上回った。また、節約志向別で比較すると、「物価が上がる」と答えた人は「節約したい」派が63.0%、「節約したくない」派が45.7%となり、「節約したい」派が17.3pt高かった。