この連載では、Google検索やGooleの各種サービスを便利に使う小技を紹介していきます。
【バックナンバー】Googleお役立ちテクニック

都心の大きな駅に行って迷ったり、新しくできたショッピングセンターで目的のお店がどこにあるのか分からず右往左往したりしたことはありませんか? 施設の入り口でフロアマップをもらわなかったばかりに、地図を求めてまた歩き続けるという苦しい経験を持っている人も多いでしょう。

スマホ向けの地図アプリが登場して以来、屋外で迷うということはほとんどなくなりましたが、広大な迷宮のような大型の複合商業施設においては、いまだに迷うことも珍しくありません。

そんなときでもGoogleマップは役に立ちます。実はGoogleマップでは、商業施設のフロアマップも表示されるのです。フロアマップが近くになくても、Googleマップを見れば目的のお店がどこにあるのかをさくっと探せます

屋内マップを表示する

表示の仕方は簡単です。施設を検索して、ただズームするだけ。スマホなら現在地を表示して、ズームインすればOKです。地図が拡大するにつれ、屋内のフロアマップが表示されます。Web版のGoogleマップなら、これから行く商業施設のマップを表示し、チェックしたいお店を効率よく回るためのルートを研究するような使い方にも最適です。

気づいている人も多いかもしれませんが、よく見るとかなり細かい情報まで掲載されています。たとえばスーパーでは、「野菜」「乳製品」といった売り場情報も表示されます。買い物をするときも迷わなくて済みそうです。屋外でも屋内でも、迷ったと感じたらすぐにGoogleマップを起動すれば、無駄に歩き回ることもなくなります。

(図1)Googleマップで商業施設を検索し、ズームします。

(図2)さらにズームすると売り場マップが表示されます。

(図3)(図4)フロアを選ぶと各階のマップに切り替わります。

(図5)スーパーでは調味料売り場を探したりすることもできます。

(図6)ちなみに屋内版のストリートビューに対応していれば、お店の中を実際に歩き回ることができます。いくら迷っても疲れません。