Lenovoは27日、ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「YOGA」シリーズの新モデル「YOGA 720」と「YOGA 520」を発表した。「YOGA 720」はEMEA地域で4月の発売を予定し、価格は13型モデルが999ユーロから、15型モデルが1,099ユーロから。「YOGA 520」は7月の発売を予定し、価格は599ユーロから。
独自のヒンジにより、ディスプレイが360度回転し、通常のノートPC形状のほか、タブレット形状などでも可能な2in1 PC。「YOGA 720」は14型モデルで、前世代から17%の薄型化、13%の軽量化を実現。一方の「YOGA 520」も薄さ19.9mm、重量1.74kgで従来モデルからの薄く軽くなっている。
タッチ対応のディスプレイに加えて、Active penによるペン入力に対応。Windows 10のペン向け機能「Windows Ink」を利用して、手書きメモやスケッチなどが可能だという。また、指紋リーダーを「YOGA 720」は標準で、「YOGA 520」はオプションで搭載できる。
YOGA 720
YOGA 720は13.3型モデルと15.6型モデルをラインナップする。15.6型モデルには、ディスクリートGPUとして、NVIDIA GeForce GTX 1050の搭載も可能。CPUは最大で第7世代Intel Core i7、メモリは最大16GB、ストレージは最大1TB PCIe SSD、ディスプレイ解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)もしくは4K(3,840×2,160ドット)、OSはWindows 10 Home 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、13.3型モデルがThunderbolt 3×2、USB 3.0×1、DisplayPort×1、オーディオポートなど。15.6型モデルがThunderbolt 3×1、USB 3.1×1、USB 3.0×2、DisplayPort×1、オーディオポートなど。
バッテリ駆動時間は13.3型モデルがフルHDで8時間、4Kで7時間。15.6型モデルがフルHDで9時間4Kで8時間。本体サイズと重量は13.3型モデルがW310×D213×H14.3mm/1.3kg、15.6型モデルがW364×D242×H19.9mm/2kg。
YOGA 520
YOGA 720は14型モデルと15.6型モデルをラインナップする。15.6型モデルには、YOGA 720と同じく、ディスクリートGPUとして、NVIDIA GeForce GTX 1050の搭載も可能。CPUは最大で第7世代Intel Core i7、メモリは最大16GB、ストレージは14型モデルが512GB PCIe SSD/1TB SATA HDD/512GB PCIe SSD + 1TB SATA HDD、15.6型モデルが最大1TB PCIe SSD、ディスプレイ解像度は、14型モデルがHD(1,366×768ドット)もしくはフルHD(1,920×1,080ドット)、15.6型モデルがフルHD(1,920×1,080ドット)もしくは4K(3,840×2,160ドット)、OSはWindows 10 Home 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、14型モデルがUSB Type-C×1、USB 3.0×2、HDMI×1、カードリーダー、オーディオポートなど。15.6型モデルがThunderbolt 3×1、USB 3.1×1、USB 3.0×2、DisplayPort×1、オーディオポートなど。
バッテリ駆動時間は14型モデルがフルHDで10時間。15.6型モデルがフルHDで9時間4Kで8時間。本体サイズと重量は14型モデルがW330×D235×H19.9mm/1.74kg、15.6型モデルがW364×D242×H19.9mm/2kg。