ビー・エム・ダブリューは「MINI クロスオーバー」を全国のMINI正規ディーラーで販売開始すると発表した。新世代のクリーン・ディーゼルエンジンにより、燃費が37%向上。ハイブリッドモデルもラインアップする。

「MINI クロスオーバー」がフルモデルチェンジして発売

「MINI クロスオーバー」は2011年、MINIの4番目のモデルとして誕生した。2014年には一部改良を加えるとともにラインアップの見直しを行い、MINI初となるクリーン・ディーゼルエンジン搭載車をラインアップに加えている。

新型モデルでは、新世代クリーン・ディーゼルエンジン搭載モデルのみ発売し、今年秋にMINI初の新世代ハイブリッドモデルをラインアップに追加する予定。クリーン・ディーゼルエンジン搭載モデルは先代モデルと比べて燃費が約37%向上し、燃費は21.3km/リットルとなっている。ハイブリッドモデル「MINIクーパー S E クロスオーバー ALL4」は最高速度125km/h、最長約40kmまでEV走行が可能となる。

機能面では、リアシートを中心に室内空間が広くなり、快適性を向上させた。トランク容量は先代モデルより100リットル拡大して450リットルに。ラゲッジスペース後端にアウトドアで便利なピクニック・ベンチを装備し、使用しないときはラゲッジスペース下に収納しておくことも可能だ。足を車両の下に出すことで開閉できるオ-トマチックテールゲートオペレーションのイージーオープナー機能も搭載している。

価格はクリーン・ディーゼルエンジン搭載の「MINI クーパー D クロスオーバー」が386万円、「MINI クーパー D クロスオーバー ALL4」が414万円、「MINI クーパー SD クロスオーバー ALL4」が483万円、ハイブリッドモデル「MINI クーパー S E クロスオーバー ALL4」が479万円となっている(価格はすべて税込)。

「MINI クロスオーバー」外観・車内