JR東海とJR西日本は23日、東海道・山陽新幹線でこの秋から導入する新しいチケットレスサービスの名称を「スマートEX(イーエックス)」にすると発表した。9月末からサービスを開始する予定だ。
「スマートEX」は専用クレジットカードへの入会が必要な「エクスプレス予約」と異なり、手持ちのクレジットカードと交通系ICカードを登録するだけですぐに利用できる予約サービスとなる。スマートフォンやパソコンから簡単な操作で予約でき、登録したクレジットカードで決済できるメリットがある。乗車の際は登録した交通系ICカードがきっぷの代わりになる。
これとは別に、エクスプレス予約の公式スマートフォンアプリも2月23日から提供開始された。利用頻度の高い新規予約画面をトップに配置し、通信データ量をブラウザ使用時に比べて最大約80%削減したことで快適な操作感を実現。iOS版では指紋認証でログインできるようにした。また、端末の言語設定が日本語以外の場合は英語で表示する機能も持たせたという。