お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、26日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、ゲスト出演したタレント・ウエンツ瑛士(31)に説教する場面があった。
これまで、同番組に度々出演してきたウエンツ。しかし、この日は本調子ではなかったのか、場が何度か静まり返ることがあった。すると、同じくゲスト出演したヒロミ(52)は「お前、帰った方がいいよ。先にあがっちゃえよ」と突き放して笑いを誘い、以前2人で食事をした後のウエンツがスタッフに「ヒロミさんにすげえダメ出しされた」とこぼしていたことに触れ、「お前さ、本当によくないぞそれ」とイジってスタジオを盛り上げた。
これを好機と見た松本は、「こいつさ、俺に気軽に電話してきてさ」と切り出す。松本の話によると、ある日、ウエンツからの電話に出られなかったためにメールなどでの用件の連絡を待っていたが音沙汰なし。翌日の昼、「昨日は電話に出られへんでごめんな。なんか、あったん?」とメールを送ったところ、質問の返信があり、メールでは答えたくなかったが渋々送るもウエンツからの返信はなかった。
「後輩なのに、おかしくない?」と問いかける松本。ウエンツは苦笑いを見せながら「おかしいのはそっちです」「もう1回こっちから電話ですか? そっちの方が失礼じゃないですか?」と反論。松本の「そこは外人なのかもしれん」に「確かにそうかもしれないですね」と乗っかり反省するそぶりを見せないウエンツに、松本は「事務所大きくなかったら、たたいてるで」とダメ押しし、スタジオが爆笑に包まれた。
司会の東野幸治(49)も「こんなに締めにくいエンディング、久々です」「連絡は密に、ということで」と追撃。松本は「おかしい」「ゆとり?」と納得がいかない様子だが、一方のウエンツは収録を終えてもスタジオに居座り続け、「僕はゆとり世代じゃないんですよ。僕の下ですから、ゆとりは」「このままじゃ俺が悪い感じで終わっちゃう」と必死の訴え。腕を掴んで引き止められた松本は「お前が悪いんやろ!」とツッコミを入れながら、漫才の締めくくりのように「どうもありがとうございました」とお辞儀して再び笑いをとっていた。