お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、26日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、小金井市女子大生刺傷事件についてコメントした。
昨年5月、音楽活動をしていた女子大生・冨田真由さんが東京・小金井市で首や胸など34カ所を刺された事件で、殺人未遂罪などに問われているファンの男・岩埼友宏被告の裁判員裁判がこのほど行われた。冨田さんの意見陳述で、岩埼被告は「じゃあ殺せよ!」と叫び、退廷を命じられた。
このことが番組内で取り上げられると、松本は「34回刺したんでしょ? 34人、人を殺したと思っていいぐらいやと思いますよ」と罪の重さを訴え、「こういう事件は、いつも『ゴッドファーザー』のファーストシーンを思い出すんですよ」と切り出した。
「葬儀屋のおっちゃんが娘をめちゃくちゃにされたと言ってね。法とは違うところで裁いて欲しいとドン・コルレオーネのところに来るシーン」と説明する松本。「そういう機関ないのかなと思ってしまいますね」「終身刑でも足りない」と被害者の立場を思いやっていた。