住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、「なんでも街ランキング」として首都圏の「これから来そうな街ランキング」を発表した。同調査は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の居住者(計1,000票)を対象にインターネット調査により行われた。調査機関はクロス・マーケティングで、実施期間は2016年11月18日~23日。1番目=3点、2番目=2点、3番目=1点(1番目のみ必須回答)の点数制でランキングを抽出した。

1位は武蔵小杉(神奈川県)に

1位は武蔵小杉(神奈川県)となった。「マンションが増えて若い世代の人口が増え、街自体が活性化し、交通の便もよく環境もまずまず、というところで住みたい街として注目を浴びそう」(47歳男性)、「開発が進んでどんどん住みやすくなってきている」(31歳男性)などのコメントが寄せられた。既に再開発されており、タワーマンションや商業施設が充実している人気の街だが、ネクストは「これから街が成熟していけば、新たな街の魅力が生まれていくことでしょう」とコメントしている。

2位は豊洲(東京都)で、回答者からのコメントは「市場問題が解決できれば、オリンピックに向けて話題になりそう」(57歳男性)、「風評で一時的に盛り下がっていても落ち着けば成長していくため」(31歳男性)、「何だかんだいって、結局築地市場が移転するのでは」(58歳女性)など。近年人気のベイエリアであることに加え、市場移転をクリアすることに対しての期待感も順位を押し上げたようだ。

2位には豊洲(東京都)がランクイン

3位は品川(東京都)となった。「山手線の新駅ができ、リニア中央新幹線の駅ができるので、これから発展しそうだから」(55歳男性)、「リニアの発着点だし、オリンピックの影響でにぎわいそうなので」(37歳女性)など、山手線の新駅やリニア中央新幹線の開業を見据えた意見が寄せられた。

3位は新駅もできる品川(東京都)

4位は「渋谷」(東京都)で、「駅の再開発でどのような方向に発展するのか興味があります」(43歳男性)、「大規模な再開発が続いていて新しい街に生まれ変わりそうだから」(53歳女性)など、駅前の再開発によって街の雰囲気が変わることへの期待を寄せる人が見られた。

4位は再開発が進む「渋谷」(東京都)となった

5位は「立川」(東京都)となった。「いろいろなショッピングモールができてファミリー向けの街になりつつあるから」(29歳女性)、「魅力的な商業施設が多く、ファミリー向けの大型店舗も増えており、なおかつ自然に親しめる公園やドッグランがある」(41歳女性)と、商業施設や大型店舗、公園やドッグランなど、ファミリーで住みやすい街であることに支持が集まった。

5位は「立川」(東京都)

6位以下には、6位「東京」(東京都)、7位「横浜」(神奈川県)、8位「二子玉川」(東京都)、9位「池袋」(東京都)、10位「北千住」(東京都)と続いた。」

首都圏の「これから来そうな街ランキング」

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