新京成電鉄は22日、8800形1編成の内装をリニューアルし、従来のベージュとワイン色を基本としたものから、外装と同じジェントルピンクを基調としたものに変更すると発表した。2月24日から新しい内装での運行を開始する予定だ。
同社は2014年から、保有する車両の外装を順次コーポレートカラーのジェントルピンクに変更しており、今後は内装にもジェントルピンクを採用することで統一感や調和を図っていきたい考え。今回リニューアルする8800形は1986年に導入した形式で、床下機器の更新工事に合わせて側面・妻面の壁や天井化粧板の交換、床材やシート生地の張替えなどの内装更新を実施した。
あわせてロングシートの端にジェントルピンクの袖仕切りを新設。優先座席は背摺り・袖仕切りともに青系とし、吊り革や握り棒はオレンジ色に変更する。車内案内表示器の液晶ディスプレイ化や照明器具のLED化も実施した。今後も毎年度1編成ずつ内装の更新を実施する計画だという。